マレーシア生活blog

世界一周やイギリスYMSを経て、今度はペナンに引っ越してきました

ベリーズに戻りたい④

どうせ家にこもるなら、海の見える南国の島に…と想像するのならやはり…そう、ベリーズを思い出すのです。(実はまだ続いてた…ベリーズに戻りたいシリーズ第4日目の日記を今更※行ったのは2017年)


最初から読んでもらえるのであれば…こちらから


百点満点の素晴らしいシュノーケリングツアー、ダイビングツアーを経て、余韻を感じながらのオフの日。(長期旅行には何かとやることがたくさんあるのです。)ブログを書いたり、今後の予定を考えるために、ホステルを出てすぐの海の見えるカフェへ。といっても島のどこからでも海が見えるような小さな島なので、カフェといっても欧米人がたくさん外でお茶しているような華やかな場所ではなく、ほとんど私以外に客のいないようなカフェ。のんびりと海の音を聞きながら、足を白浜にくぐらせながらの遅めの朝ごはんをし、インターネット。こんな時間もまた幸せなものだ。




夕方頃ぶらぶらと道を歩いていると、偶然グアテマラのサンペドロラグーナからセムックシャンペイへ向かう同じバスに乗り込んだお姉さんに遭遇!(同じようなところを旅していると、偶然また同じ人に会うということがあり、それもまた面白い。)
どうやらシュノーケリングのツアーに行った帰りらしい。(マナティーには会えなかったらしい、私はラッキーだったみたい)その後、前日も行った夕日側の桟橋で太陽が沈んでいくのをひたすらに見つめる。静かな海は赤い空をそのまま映していて、同じように色を変えて暗くなっていく。



お姉さんが同じツアーに参加したメンバーとご飯を食べに行くようなので、合流することになった。フランス人、オーストリア人たちと、歩いていると彼らが前になにやら仲良くなったローカルの人とも遭遇。ロブスターカレーを食べさせてくれるということでみんなで向かう。奥の方にある大きな建物の一部のバー?のような人がいないちょっと裏っぽいところだったので、(私はちょっと怪しいものを手に入れられると期待したが、そんな流れには一切ならなかった笑) ふっつうにバーにてカレーをいただく。ロブスターがごろごろ入ってるココナッツ系のカレーでめっちゃおいしい!!お酒はもちろんオレンジとラムのパンチ。テラスの席でお酒を飲みながら、ジェンガで盛り上がる。(正直ここらへんあんまり覚えていないw)

もうね…全部写真ブレブレなのこの辺(泣)

しばらくして、外をみんなで歩くことに。真っ暗で店はほとんどやっていないが、そこだけライトアップされた貝殻のブレスレットとかカラフルな絵を路上で売っているところをのぞき見しながら、ビールなどを調達して、桟橋へ向かう。夜の道はお店のシャッターが閉まっていて、昼間には見えなかったかわいい花などの絵が見える。お姉さんがウクレレ?を、彼らの一人もギターをもってきてくれた。


桟橋の一番端のほうで、円になって座る。携帯の光をあてに、ビールの栓を開けて、再度乾杯。歩いて海の風で少し酔いがさめてきたところに、またアルコールを摂取。お姉さんが沖縄の歌を歌ってくれたり、オーストリアの彼が、オアシスを弾いてくれ、みんなで歌ったり。。。


真っ暗な広い空の下、遠くの光が穏やかな波に映りこんでいて、優しい潮風が肌をさらう。暑い空気がすぐに、空になった瓶を、汗をかいている瓶に交換する。何を話したかなんて忘れたけれど、音楽は第二言語同士の会話を円滑にし、アルコールは笑顔を広げていく。今から思うと本当に素敵な夜過ぎて、現実に思えない。
満天の星の中、小さな島の、海の上の桟橋で、新しく会う人たちと、酒飲みながら歌う。素敵な夜。まるで宇宙の中にいたような、夢のようにきれいな記憶。




・・・・




オーストラリア人とフランス人の2人はなんとその翌年日本に遊び来てくれて、みんなで飲みに行った。ベリーズに行ったのは夢じゃなかったんだ。


あぁ、ベリーズに戻りたい。




ー完ー




えっこの次にいったまたもやダイビング三昧プラヤデルカルメン編もみたいって?いや、恋とうんこのキューバ編?島つながりならタイのパンガンも…(いやそれは書けないワードが多すぎだなw)需要ある?ねぇある??笑 
悲しいことにどんどん忘れていくから残したいね…

海外から見た新型コロナウイルス

3月20日の朝、イギリスから日本に戻ってきました。
理由はいろいろあるので、表向きの?個人的な考えだけ書こうと思います。



新型コロナウイルスの流行が始まって最初は正直中国やアジアだけの対岸の火事と思っていました。そのころはまだヨーロッパの旅行の予定も普通にたくさん考えていたし、本当にぎりぎりになるまで他国に行けなくなるなんて思わなかったです。私自身もコロナウイルスについて、風邪の一種みたいなものなのにそんなに騒ぐ必要があるのかとさえも思っていました。


でも以下今の私の新型コロナウイルスについての個人的な考えです。
もっと致死率の高いウイルスもこの世にはあったことだろうけど、この新型コロナの怖いところは、簡単に広がるのでリスクのある高齢者に感染させないようにしないといけないし、実際に新しいウイルスなのでわかっていないことが多い、まだ治療薬がない、感染したかどうかを判断できるまでに時間がかかり、余計に広がりやすい、そしてどんどん増えていく感染者が束になって医療現場を圧迫していくことじゃないかと思います。


イギリスに関しては、ヨーロッパへ広りだしてからも全員に免疫を付けさせる?といった他国とは違う動きをしていたので、やっぱりとても叩かれ、少し遅れて学校を閉めたり、夏過ぎまですべてのイベントをキャンセルし、店や駅を閉めて、不要不急の外出を防ぐ方向にようやく動いていきました。今も感染者は増えているので、今後も状況は変わり、対策が打たれていくことでしょう。
日に日に状況が変わっていくのを見ているがとても怖かったので、コロナ関連のニュースばかり常にチェックしていて仕事どころじゃなくなっていました。他のイタリアやスペインの状況はやはり距離的に近いのもあってすぐ身近に感じられ、完全に家から出ることを禁じられているその生活は私にはとても無理そうだったので、ロンドンが完全にそうなる前に私はイギリスを出ました。
というのも、(個人的なエピソードでは、一日熱で仕事を休んだだけでシェアメイトからもコロナと疑われ散々だし、周りの雰囲気がとてもシリアスで殺伐としている。フラットをシェアして住むのが当たり前の国なので、本当にベッドしかない狭い部屋から出られないのもしんどい)
・アジア人への差別はもちろんある。
・ただでさえ家賃と物価高いので、仕事がなくなったら生きていけない。(家にこもるのには向いていない)
・買占めが始まっており、薬や食べ物までどんどんなくなっていった。
・中国行きの飛行機がなくなる寸前、価格が240万をこえた。


もちろんどこにも行けないのにロンドンにいる意味とは???
イギリスはまだ飛行機飛んでるし日本にも入国できるけど、今後どうなるかわからない。
コロナ終息にはまだまだ時間がかかる。
日々帰りたいという気持ちが強くなって、帰っちゃいました。


イギリスの医療制度はそもそも、
・GP(かかりつけの病院)を登録し、まず何があってもそこを通して医療を受ける。(混んでいてすぐに病院に行きたくてもいけない)
・そもそも風邪やインフルエンザでは病院には行かず、薬局で相談したり、薬を買って自分で対処する
・その代わり薬(主に解熱剤であればパラセタモール(アセトアミノフェン)とイブプロフェン)は激的に安い。(たとえばアセトアミノフェン500㎎が16Tで70円くらい)


このシステム自体には私はおおむね賛成で、簡単な風邪ですぐ病院に行かず自分で対処すべきだとは思っていますが、今回のコロナパニックで薬が売り切れてしまい、コロナではない風邪などもひけない緊張感がある状況は、もし自分が体調不良になったときの不安が大きかったです。万が一何かで熱が下がらなかったりしたら、買い物にも行けないし、食品を手に入れるものも簡単でなくなっていたし、人前で咳なんてしようものなら、どんな目に合うかわからない。ロックダウンが始まったら、経済が悪化し、治安が悪くなるのも目に見えている。(私は以前日中のロンドンで襲われかけたこともあったので、ただでさえ怖いというのもありました)
そして何より誰も助けてくれないこと。海外で一人で生活する、というののもっともこわいところは、すべてあえて自分で選んで自分の国じゃない場所に住んでいる自己責任であり、深いつながりの友人や家族がいるわけではないこと。
日本人であるからこそ、日本に住んでいたら、当たり前のように日本に助けてもらえるのだし、それは国の義務でもあるけれど。(ほかの国に住んでいても助けてはくれるとは思うけど) 何かが起きても、イギリスにいつまでもいて、助けてーっていったって、なんでこの状況で帰ってこなかったの?自分で選んでイギリスにいるんでしょ?って言われてもしょうがない、と思っていました。
(今イギリスにいる選択をしているYMSの人たちをたとえば悪く言うわけでは全くないです。もし万が一何か起きても周りに助けてくれたり、相談できる人がいて、買占めがエスカレートしたり仕事がなくなっても対処できればいいだけだし、お金や貯金もあれば安心だし、ロックダウンしても平気な人も全然いると思う、イギリスも上記のことに対策を打ってくれるはずだし、感じ方は人それぞれで私が人よりも過剰にビビっているだけです)


結構精神的に追い詰められながらも、泣く泣く決断して日本に帰ったら、あの絶望的なヨーロッパとは全く違う雰囲気で、まるでもう流行は終わりに近づいていて、日本はもう大丈夫であるという雰囲気。国内の旅行もたくさんいっている人もいるし、お店も全然しまっていなくて、東京は依然として満員電車が走っている、せいぜいマスクが今も手に入らないくらい、でしかない。


・ニュースの報じ方も、同じニュースであっても切り取り方や報じ方は全然海外と違っています。これは同じニュースを海外のメディア通してみればすぐにわかることです。
・検査を全然していない、というのは良いのか悪いのかはいったん置いといて、ヨーロッパよりは少ないことは事実だと思いました。(必要な人に検査がされてさえいるのであれば、私はいいと思っています。)そしてこれは他の国からも指摘されている。
・台湾ではもう第二波が来ている。鎖国していても動線のわからない感染者が増えてきている。スペイン風邪は第二波での変異が起きて死者数が多かったわけで、今後また日本でも増えてくる可能性が高いと思います。世界中でウイルスが広がっていて、日本への帰国者ももちろんいるし、完全に国を閉めているわけではない日本に、また入ってくるのも当たり前に思います。
・中国の報告は、中国を悪く言うわけではないけど、信頼度は低いと、個人的に思っています。


実際、今の日本の報告を信じたうえで、死者数が少ないのであれば、どんな対策を打っていてもそれは正解だし、もともと日本が非常に衛生管理のしっかりした国であることも事実だから、世界で日本だけが、こんなに楽観的なのもわかる気がするけど。


他の国では、コロナウイルスとの闘いは始まったばかりであり、ワクチンができるまで、長い期間この状況は続くというのが当たり前の見解です。
正直今年の夏までは少なくとも海外旅行など無理だし、今も海外に行こうとしている人がいるけど、本当にありえないことだと思います。日本がもし本当に安全なのであればなおさら、今海外に行くなんてさすがにやめた方がいいとしか言えません。


無駄に不安を煽る気は一切ないし、まして何もかもを自粛する圧力なんて最悪なのだけども、世界の状況とはあまりにも違う日本の状況にはびっくりしています。各国それぞれ医療制度や対策の方法が違うし、どれが正解なのかはわからないけど、まだ世界的にコロナは全然終わっていないことだけはお伝えできればと思います。

独断と偏見による個人的アイスランド完全ガイド

今のところ40ヵ国以上は行ったと思うけど、私個人ではアイスランドが世界で一番感動したし、夏と冬両方行けたので、愛するアイスランドに捧げるため、ブログにまとめて書いておこうと思いました。笑


アイスランドの魅力は、一言で言うなら圧倒的な地球感です。プラネットアースとは、こんな美しい惑星だったのか…となる壮大な景色が広がっていて、地球人に生まれたことを改めて感謝できる場所です。私自身も、世界一周した人からアイスランドはやばいと聞いていて、それまではあまり自然スポットに興味なかったのですが、行ってみたら完全に考えを変えたわけですが、その通りみんながもうアイスランドの素晴らしさは知ってることと思うけど、なかなか二回行くチャンスはないかなと思って書いときます!



◆基本情報◆
言語:アイスランド語 (だけど英語通じる度は英語圏とほぼ変わらないレベル)
治安:最高レベルに良い
通貨:ISK、アイスランドクローナ。だいたい0.96円とか?(記憶)なので日本円よりちょっと安いと思って値段見ればいいかな。※変動するので調べてください。
ちなみに現金はゼロでも全部カード行ける!現金じゃなければだめだったのが空港近くのホステルでコインランドリー使ったときだけ。でもお金はとてもかわいいよ…コインがイルカとか魚たちだった(気がする)
フライト:日本からの直行便はなし。ヘルシンキ、ロンドン、コペンハーゲンからなど。ちなみにレイキャビクの航空会社のラウンジはどの会員でも同じ場所。

ボケてる画像しか謎になかった…


周り方:圧倒的にレンタカー押し。(ツアーでしか行けない場所もたくさんあり)
所要日数:夏アイスランド一周回るには1週間くらい以上~?冬、主な観光地とオーロラなら4日以上~?※私調べ
物価:最高レベルに高い。(しょっぼいサンドイッチ900ISK、コーラ400ISKなど)


ベストシーズン:何を目的に行くかによる、つまりどのシーズンもそれぞれの見所がある。
気候:冬でもせいぜいマイナス5度くらいまでしか下がらないけど、夏も10度くらいまでしか上がらない。オーロラで有名なカナダのイエローナイフはマイナス10度以下になることから、オーロラを見るには比較的寒くなく、島の夏にしてはとても寒い、と言う感じでしょうか。さらに夏と冬で大きく違うのは日照時間です。また雪によって行けるとこも変わってきます。
(イギリス滞在者向け:ネットは3、giffgaff使えます。MONZOも対応)


主な見所:火山と氷の国
・ブルーラグーン…世界で最も広い温泉。値段も高い、8000円とか)

写真たくさんあるのに乗せれるのがあんまりない笑


・ゴールデンサークル…ゲイシール(間欠泉)、シンクヴェトリル国立公園(プレートの境目)、グトルフォスの滝、などの観光スポットが集まってるエリア


・滝(フォス) 他にもいっぱいある


・氷河


・温泉(ブルーラグーン以外にもいっぱいあるよ)

※この写真は今は使われていない温泉です


・地熱地帯


・リングロード…国道1号線が一周ぐるって回ってる。なんでもない道の全て。が美しい。


レンタカーをお勧めする理由は、なんでもない道の全てが美しいからなんですが、走ってると所々見所のある場所に木のマーク?がでてきて、車を止められるところが出てくるので、周りながら思い思いに美しい景色を堪能できる様になってます。(Google Mapでもカメラマークになっている)実際思わず足を止めたくなる景色のオンパレードです。左ハンドルですが、基本的には道はずっとまっすぐ。レイキャビクのあたりで、ラウンドアバウトがあり、慣れるまで少し難しいかもしれないくらい。せっかくなら滞在をレイキャビクだけにするのではなく、何にもない家がポツンポツンとあるエリアのairbnbを借りてみるのが良いかも。オーロラを見るにも、暗いところまで夜行くことになるので、そう言うエリアに泊まるのがいいと思います。あと、滝とか自然スポットの観光は基本タダなんです。(温泉は高いよ)
夏は、一面に咲き誇る紫のルピナス、異世界のような薄黄色のコケ、広く青い空と緑の草木に羊の群れ、冬は、空との境界線が見えなくなる程真っ白の世界、遅い朝日がやさしく照らしはじめる雪原・・・ドライブしながら見ていた景色があまりにも美しすぎて、アイスランドにきたのに車を走らせないなんて、私にはとても考えられないのです。



★Tips★
*BONUS*

物価の高い国の1つであるアイスランド、スーパーに行くとえっ…買えない…と驚くと思うんですが、オススメはBonusというブタの貯金箱のマークのスーパー!ここなら安心して買えます。ここでお菓子などのお土産を買うのも◎
(ちなみにLakkrisと書いてあるお菓子多いんですが、これはリコリス(甘草)で好き嫌いわかれますので注意)
酒飲みはアイスランドの空港でお酒安く買えるのでオススメ!アイスランドのビールとかも売ってるよ(レストランで飲むとビール1000ISK以上します)


*ツアー利用*
基本はレンタカー押しなのですが、アイスランドにはツアーでないといけないところも結構あります。特に普通の道路がない内陸の方。
・氷の洞窟、氷河ツアー


・シルフラシュノーケリング(ダイビングもできますが、ドライスーツの経験必要(要確認)なので注意。シンクベトレル公園にあるプレートの割れ目、透明度何百mといわれるめっちゃきれいな淡水のポイントです。もちろん冷たい)
・火山ツアー(火口まで行けるツアーあるんです!)
・ホエールウォッチング、バードウォッチング
・登山やトレッキング、
・乗馬
・ラフティング
・スノーモービル、犬ぞり
・グリーンランドにいくことも…
いやもう、何度でも来たいわ。


*オーロラ*
こればっかりは運だけど、見れる確率は高い方なのでは?オーロラに関して詳しいわけではないけど、まず冬に行くことは必須。AURORAアプリを落とすのも必須。写真には三脚必須。(Googleピクセルの新しいスマフォでは、露光時間あげてもぶれてなくて写真取れてました、もし買い替えるならこれかも) 天気が良く、アプリで今いる場所が赤くなってたら、とにかく暗いところへ向かいましょう!明るいところではぼんやりとしてたのが、暗いところでははっきりとオーロラとして明るく見えました。

アイスランドいるときにはスクショとってなかったけど、こんな風に見えます。もっといろんな情報も見れるし、めっちゃ便利なので、このアプリ落としていないなんてオーロラ見る気がないとみなす。




そしてすべての情報が公式サイトにめっちゃわかりやすく書いてあって、これをみればすべてわかるんだぜ。


アイスランドの絶景スポットをしらべるにはこれもオススメ。写真はプロの写真だからきれいさがやばいよ。アイスランドの情報は私がほとんど書いてます。もちろん無料です。(さりげない宣伝)


またいきたいなぁ。。。。