マレーシア生活blog

世界一周やイギリスYMSを経て、今度はペナンに引っ越してきました

Beatles' Childhood Homes Tour

何よりも先にこのレポを書きます。笑


リヴァプールに来てから、ジョンレノンの家や、ポールマッカートニーの家、ペニーレイン、マシューストリートなどは行っていたんです。
でもイマイチ感動してはいなかった、いや感動はしていたんだけど、
(というのも10年前にも訪れたことがあるので)
このツアーに参加してようやくものすごく実感しました。


ジョンレノンの家とポールマッカートニーの家はナショナルトラストの保護下にあるため、このツアーに行かないと中には入れないです。
内部の写真はとれないので、忘れないためにも書いておこうと思います。


まずチケットは事前にネットで買い(ガイドブック付き£31)、


Jurys Inn Hotelの前に集合。(ビートルズヒストリーの近くです)
15人くらいの少人数のツアーです。
車内はもちろんビートルズがBGM、15分くらいでポールマッカートニーの家まで付きます。大き目の音でビートルズを聞きながらリヴァプールの街中を見ていると、改めてここが本当にビートルズの生まれた町だと思って泣きそうになります。
家の前からなら写真はOK。
(門の中で、写真を撮るにもこのツアーに参加しないとだめです。)



そこで日本語の訳をかいた紙を借りながら説明をしてもらいます。英語もリバプール訛りでは全然なくはっきりとわかりやすく話してくれています。英語のほうは紙に書いてあること以上にしゃっべているので英語はわかればわかるほどいいです(当然)…


まずは入って左側の部屋
おいてある家具は本物ではないとはいえ、その当時のように物を置いている。窓枠は新しくなってしまったので、近くの改装されていなかった家からもらってきたらしい。壁紙も似たような中国?みたいな柄。カーペットは小さいものを繋げて作って安く仕上げていたらしい。
ポールの弟マイクによる写真があったおかげでここまで同じようにできているらしい。その写真も飾られている。
ポールが昔トランペットを吹いていたという話や、優秀な学校に受かり、こっちに引っ越してきて86のバスに乗っていて(私もいつも86乗ってた‼)、エルヴィスのような髪形をしてノートにギターの絵ばかり描いていたジョージに出会った話、リビングから椅子をもってきてギターを弾いていた話、父ジェームスも音楽をやっていたことからリハーサルには寛容だったことなど当時の話を聞く、もちろんまさにここが、数々の名曲が生まれた場所でもある。
ポールのインタビューも流してくれ、母メアリーがなくなった悲しい思い出があるけれども、ここでは楽しいことがたくさんあり、友人たちも一周回れるような構造を楽しんでいた、のようなことを言っていた。
そしてドラムの置いてある狭い空間からキッチンへ。
裏庭が見える。夕食に間に合わない時表のカギを絞められ、裏から入って水道管?を登ってトイレのある2階の部屋に登ったいたらしく、そのときの写真もあり。
キッチンの床は完全に元のままらしく、ビートルズが踏んだ床と一緒です、とのこと。まじか!!ここに!!こんな狭い空間に!!
そして玄関のほうへ出られる、つまり一周まわれるようになっている。
玄関にはポールとマイクから寄贈されたプレートもあり
(ポールは最近も何回かこの家の前まで来ていて、(中には入っていない?)観光客に彼の家を見来たんだろ?と話しかけられたことがあるとかw)


二階へ
まずはマイクの部屋、警察学校?が見渡せる。
鏡で自分の写真を撮ったものなど、シュルレアリスムの影響を受けているなどいっていた。写真の現像のため?ポールよりも広い部屋を使っており、洋服が入らないのでこっちに入れていたそう。洋服を撮りに来たポールの写真もあり。でもポールの部屋は光が入るのでポールはそっちが良かったよう。


ポールの部屋へ
たしかにポールの部屋は本当に狭く収納スペースもない。
ここにあのポールが住んでいたかと思うと信じられない思い。
5人も入ることができない狭さだが、たしかに光が良く入っている。



ポールの家からジョンの家までは車で10分かからないくらい。歩いたことがあるが、裏道?細い道を使えば20分くらいで着いた。
ジョンの家ももちろん家の前、つまり門の内側で、写真を撮ることができる。向かって左の通路から庭に入る。庭から素敵なガラスを通して部屋が見える。




今度は日本語訳がないので、話半分くらいしかわからないんだけど、もうほんとにこの人見てたのか?っていうような話ぶり。まずはジョンの生い立ちを聞いて、ミミおばさんは、上の部屋を大学の生徒に貸しやりくりし、中流階級のプライドをもちながらも厳しくジョンをいい学校に行かせようと育て、母ジュリアはなんというか、母にしては’若々しい’感じで音楽をやっていたので、教育については気にせず、ジョンにギターを買ってやったりとそんなエピソードや、もちろんジュリアが亡くなった日のことも…


当時下宿していた学生にもいろいろ聞きながら家を再現したそう。
まずはキッチン、からモーニングルーム?テレビやソファーのある場所、居間、ダイニングルーム、素敵な食器や本棚の本など、やはりポールの家を先にみたので明らかに中流家庭なのがわかる。


そして二階に上がるとジョンレノンの部屋がある。
オノヨーコがここに来た時、この狭い部屋から夢を見ていたんだ、といったそうだけど、確かにこの部屋の中に入ったときの感慨深さはすごかった。
ほんとにここにあのジョンレノンが生活していたなんて。私にとってやっぱりビートルズは本の中の人たちみたいに遠くて、なんかもうハリーポッターとかと一緒みたいなもんなのよ。その嘘みたいなお話の舞台は、現実にここだなんて。


最後にあの、ポーチを通って終了。ここで歌ってもいいよ、と言われる。笑


帰りに車のなかで聞くビートルズのすごさにまた唖然として。
あー私、本当にリヴァプールに引っ越してきちゃったんだ。ってようやく実感がわいた。
なんだろう外観だけではただの張りぼてのように感じていたというか、たぶん見たことがあってそれ通りだから、それでしかなかったのが、実際に中身があることがわかってしまった、というか。


そんな感動した一日でした。
ビートルズファンの方々、もしリヴァプールに来た際にはこのツアーに参加するべきですよ!!
マジカルミステリーツアーは名前からして参加したい!てなり、短時間でいろいろ見て回れますが、(たしか)ストロベリーフィールズなどは窓から見るだけだし、訛りがきつすぎて英語もわからなかった(10年前の情報)


他の場所を回るには個々にバスでも可能ですが、
私が、レンタカーを借りて、回ることも、できます、ので、私が笑
個人的なプライベートツアーのご所望あればぜひ雇ってください笑

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